燃え尽き症候群

燃え尽き症候群だったのかもしれない。大学に入ってからというものの、サークルに行く気も起きず、かといって授業も面白くなく、気を紛らわすために動画を見てゲームして一日終わり…。色々活動もしようと思って一念発起することは何度かあった。しかし、どれも続かない…中途半端になる。理想が高いだけなのかもしれない。いずれにせよ、もっとうまくできると思ってた。自分は自信がない、明確なキャリアも築けない。怖い。明らかに人生の全盛期は高校時代だった。高校3年の3月末、あの時で時間が止まってくれればよかったのに。そう、人生は続くのである。アニメや映画では一番クライマックスでエンディングを迎える、だが人生はそうではない。どんないい時があってもそれは終わりを意味しない。むしろその後に絶望が待ってるのかもしれない。何があるかはわからない、ある程度予想はできるのかもしれないが、全く違う環境に行くとき、未知数の塊になってしまう。そのステップに踏み出すことが辛い。人生は創作作品ではない、進み続けるしかない。進み続けて何があるのだろう。死ぬまで進み続けて、どうなるのか。わからない。正直何に悩んでいるかもわからない。漠然とした不安、そして永劫回帰、辛みしかない。残念ながら人生は続くんだ。同じ道をやり直すことも、はじめからすすめることもできない。いずれにせよ俺のやる気は垂直落下をした。